2008-01-01から1年間の記事一覧

ニュースの天才

2003年の映画 原題は「Shattered Glass」New Republic 誌のライターだった、Stephen Glassによる記事ねつ造問題を扱った映画。実際の事件に取材したフィクションかと思っていたのですが、基本的にはすべて実在の人、会社、雑誌の、ノンフィクション映画なの…

太陽の子 灰谷健次郎

小学生の頃、夢中になって読んだ本。神戸に引っ越してから「あれ、そういえば、太陽の子は、神戸の話だったなぁ」と思い、図書館にあったので借りてきた。 2時間くらいで読めたが、今読んでも迫力のある本だ。(途中)

The Devil wears Prada

図書館で借りてきて、ちまちま読書中。 実は、映画(メリル・ストリープ、アン・ハサウェイの)を見たあと、ペーパーバックを買ったのだが、読まないまま、引っ越しの際にamazonのマーケットプレイスで売ってしまったのだった。 (映画化された本は、すぐに…

 OLにっぽん、のやっぱり・・・な話

NHKで放送していた「上海タイフーン」は、早々に脱落してしまった私だが (12月14日にBS hiで全回再放送するそうなので、ご関心あるかたはどうぞ)、よみうりテレビ系の「OLにっぽん」はなんとなく1,2回ずつ遅れながらフォローしている。阿部サダヲは芸達者…

新浪の特集ページ 娯楽大史記 http://ent.sina.com.cn/f/s/kf30ylbigts/index.shtml「改革開放」から今年で30年、ということで、様々な芸能ニュースを振り返っている。 娯楽の歴史も改革開放から始まるのだなぁ、と。

 萩・津和野でSLづくし

3連休はムスメと萩・津和野へ。夫出張で子と2人きりしんどい・・・とぼやいていたらお誘いいただきました。どうもありがとう!山口県は初踏破(?)で、津和野が島根県だということも、今回初めて知りました。日本の都道府県、まだ行ったことのないところも…

 君のためなら千回でも

原作をオーディオブック(著者本人が読んでいる)で聴いてからというものの、ずーっと気になっていたこの映画。DVDで借りてやっと見た。 君のためなら千回でも原作は、ハレド・ホセイニーの The Kite Runner。邦題の「君のためなら千回でも」ってなんだろう…

Jacquline Wilsonの本2冊

多読仲間からJacquline Wilsonの本を借りて、ちょっとまとめて読んでいる。 英語はとても平易で読みやすいが、テーマは少し重い。家族や友だちとの関係に悩みながら、自分を確立していくローティーン〜ティーンエイジャーくらいの女の子を主人公にしたお話を…

 八日目の蝉

新聞連載された小説とのことで、毎日少しずつ連載される中で少しずつ事件の全貌が明らかになっていくという小説の語り口には緊張感があり、最後まで飽きずに読める。所々泣けるし。しかし、いろいろ不満の残る小説かなぁ・・・最大の不満は、登場人物たちが…

 レッド・クリフ

転居してから、神戸にはあまり、いわゆる「ミニシアター」がないということに気づいた。とにかくシネコンばっかり! その代わりシネコンで良ければ、家から10分で行ける状態。なので、こっちに来てから映画館で見た映画って、シネコンにかかるものばっかり。…

 Kira Kira

日系2世の少女が語る、姉と家族の物語。日系人初のニューベリーメダル受賞作児童書で英語多読を楽しんでいる人は、おそらく皆ニューベリーメダルを意識しているのではないかと思う。この賞は確かに名作と呼ばれる作品を沢山世に送り出している。このKira Kir…

 パラダイス・ナウ

DVD鑑賞。すごく現在的な問題を扱いつつ、娯楽性(といったら語弊があるが)も高く、非常によくできた映画。 ゴールデングローブ賞外国語映画賞を取り、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされ、と、かなり話題になったので、以前から見たいとは思って…

 レッド・クリフ

やはり大劇場で見て満足な映画。(感想は後)

 八日目の蝉

朝のNHKでやってるミニ番組「日本の百冊」で光浦靖子が紹介していたのを見て、興味を持ち、図書館で借りてきた。 泣いた〜けど、微妙に思えたところも・・・。 良くも悪くも新聞小説らしい構成。 『悪人』の方が自分的には好きだが、少し似ている所もあると…

 Kira Kira

日系2世の少女が語る、姉と家族の物語。日系人初のニューベリーメダル受賞作児童書で英語多読を楽しんでいる人は、おそらく皆ニューベリーメダルを意識しているのではないかと思う。この賞は確かに名作と呼ばれる作品を沢山世に送り出している。このKira Kir…

秋は三連休が多いが、この数ヶ月はほんとに忙しかった〜 まず9月は祖父の49日等でバタバタし、その後10月はじめの三連休に、ムスメのバレエ発表会があった。バレエのカルチャーを全く理解しておらず、また関西も初めての自分には、いろいろ辛かった。その三…

 丹波篠山続き

丹波は、4年前に6つの地域が合併してできた市で、今も6つの地域がかなり自律的な行政区分になっている。市役所も、本庁にすべての機能があるというよりは、様々な地域に分散して置かれているようなイメージで、観光案内も各地域ごとに行われている。篠山(こ…

 秋の丹波篠山

今日の朝早くに丹波で仕事の予定があった。 電車とバスを乗り継いでいくと、朝6時50分尼崎発の電車、となると最寄り駅は朝6時。目的地への電車は1時間に一本あるかないか、で、乗り遅れたらアウト。どうしようか迷っていたら、春に免許を取ったばかりで、ド…

 Wenny Has Wings

設定からして、コレは泣きそうだ、とは思っていたものの、もう冒頭から涙腺ゆるみっぱなし!の児童書。 交通事故に遭った兄と妹。妹は死に、兄は生死をさまよった後、生き残る。 妹の死で壊れてしまった両親の中で、妹のWennyにあてて手紙を書きつづける兄の…

 時が滲む朝

うーん、芥川賞を取ったことで、かなりぼろくそに批判する声も多かった本作ですが(北京オリンピックだから取ったのだ、とか)、そこまでひどく言われなくても、と思いました。(まぁ話題になって良かった、と出版社なら思うのでしょうか。一般人の目線で見…

 ガラスの宮殿

アミタブ・ゴーシュの2001年発表の長編小説。図書館で翻訳を見つけて借りてきて、はじめはちょっと取っつきにくかったのですが、後半は一気読み! 長いし、インド系作家の英語は難しいイメージがあり(Salman Rushdieとか・・・)英語は読んでません。19世紀…

 MS-IME

なぜか時々、ATOKが起動せず、MS-IMEだけになってしまう。なぜだ?! 豚の角煮って書こうとしたら(食べ物記録をつけているため)、角煮がでない!

 『グレート・ギャツビー』

村上春樹訳は食わず嫌いで読んでいなかったのですが、図書館でふと目に入って、借りてみたところ・・・文体は村上春樹っぽいけど、村上春樹の小説よりずっと面白く・・・あれ、私この小説前に読んだことあるはずなんだけど、こんな話だったっけ?っと思って…

OLニッポン 続き

昨日録画していた残りを見ましたが、エンターテインメントしながら、うまく題材を料理しているのではないでしょうか? 次回以降楽しみです。 通して見たら、企業の部署内にあるポリティクスをかなり丁寧に書いている(デフォルメしつつ)ところに共感を感じ…

 OLにっぽん

昨日からはじまった、よみうりテレビ系の「OLにっぽん」を、録画しつつ、冒頭とラストだけみた。 (危うく忘れるとこだったが、野球が長引いていて助かった・・・という)まだ見終わっていないので、なんとも言えないところもあるけど、とりあえずの感想とし…

 ロシアンドールズ

セドリック・クラピシュの「スパニッシュ・アパートメント」の続編。 バルセロナでの1年間の留学生活を描いた前作から5年。30歳になったXavierの自分語り映画。 前作の方が面白かったかなぁ(ストーリーかなり忘れているが)、というのも、こちらのロシアン…

魔笛

子どもの頃、「パ、パ、パ!」の歌が大好きだったモーツァルトの魔笛。2006年のケネス・ブラナー版を、半額だったので借りてきたのだが・・・最後まで見れずに返してしまった。残念!映画はオペラそのもの。歌詞はすべて英訳されている。5歳の子どもも、映画…

 バッド・エデュケーション

「恋愛睡眠のすすめ」で久しぶりのガエル祭、以前映画館で見たこのDVDをレンタルしてきた。一度見ているからストーリーを知っているはずなのに、相当忘れていてドキドキしてしまった。 俳優の演技も、ストーリーのミステリアスな展開も、ぐいぐい引きつける…

世界はフラット化しているのか?

なんかに使えそうか、と思っていた、トマス・フリードマンのMITでの講義、The World is Flat を見ている。 ここはMITのサイトだが、iTunesUやYoutubeでも見られる。911のあと、それまでのOlive Tree とレクサスの話は全部捨て、インドのIT産業などを調べ、ド…

 有川浩 『阪急電車』幻冬舎

神戸に引っ越しが決まったあと、知人から、読むといい、と進められていたので、こちらに引っ越して、図書館のカードを作るなり予約を入れた本だ。なのに、借りるまで半年かかった。ご当地モノだからなのか、すごい人気である。(図書館の所蔵冊数もかなり多…